『福島の光』は、福島県内に生産拠点を有する株式会社エレバム製の高品質な国産LED蛍光灯の製品名の総称です。
LEDが世に出始めた当初は、製品不具合も多く、理想通りに効果を発揮しないケースも多々ありました。近年、製品に関する品質改善が進んではいるものの、LEDに対する不安はまだ払しょくできたわけではありません。ここ最近でもよく耳にする声には、次のようなものがありました。
節電・省エネに効果が高いとされるLED。具体的にどのような効果・メリットがあるのか、整理しました。
蛍光灯タイプは2年のメーカー保証に加えて、プラス3年の延長保証で、最大5年の保証を提供。
一般 | 調光LED | |
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電源消費 | 48W | 13.3W |
月電気消費 | 21.6kw | 6.0kw |
月電気料金 | 496.8円 | 138円 |
左表は、一般的な蛍光灯と比較した場合の、調光LED蛍光灯のコスト効果を表したものです。
50%調光した場合、40W型LED蛍光灯1本あたりで約350円(496.8円-138円≒358円)の電気料金の純粋なコストダウンにつながります。
更に、このLED蛍光灯を割賦方式で支払い(5年間)平準化することで、設備費用(蛍光灯+工事代金)も上記電気料金のコストダウンの範囲内に抑えることができます。
前提条件 | 1か月30日稼働 |
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照明時間 | 7:00~24:00 |
1KW当たり電気代 | 23円(全国家庭電気製品公正取引協議会参考価格) |
対応環境 | 40W型蛍光灯40W+電源8Wで48W LED蛍光灯調光型3300LMの50%調光で、通常の蛍光灯と遜色ない明るさ13.25W |
蛍光灯1本あたりの月額料金 | 48W×17時間×23円/KW×30日÷1,000W=563円 |
LED1本あたりの月額料金 | 13.25W x 17時間 x 23円/KW x 30日 ÷ 1000W = 155円 |
毎月の割賦支払い額 | 210円/月(消費税別) 割賦60ヵ月の場合 |
LED代金負担がある割賦期間中でもコストカットを実現
LED製造を手掛けるエレバム社の工場である東北エレバム(株)は福島県に位置し、東日本大震災の折には倒壊は免れたものの、原発の問題など未だ地域復興の目途が立たない状況下におかれています。各協力会社は、この「福島の光」を広めていくことで地域の雇用創出などの支援に少しでもつながればという思いで、今回の仕組みを作りました。「福島の光」プロジェクトは、事業共同体だけの被災地支援ではありません。LEDをご導入頂いた皆様もその一員です。ご導入頂いた皆様には、「福島の光」の商品ラベル他、CSR活動にお役立て頂ける書類などもご用意いたします。この機会をご活用頂き、是非福島を盛り立てていきたいと思います。
先般の東日本大震災以降、電力供給の不安定さや料金の高騰の問題は、産業界にとって大きな不安要素となっており、多くの企業が節電対策に取り組む中、特に消費電力の低いLED照明への切り替えは、リーズナブルかつ効果的な対策として注目されています。また政府の新成長戦略発表では、2020年までに次世代照明への国内100%切り替え化を目標としており、高品質で安全な国内産LED電球は、今後更なる需要が予想されます。福島県に製造工場を持つエレバム社の技術力と、金融、損害保険、施工など、業界をリードする大手一流企業の支援により実現した「福島の光は、省エネルギー、電力コスト削減といった企業課題の解決と、震災復興支援が同時に実現できる新しい提案として数多くの施設に導入され、採用企業の発展と震災地域の復興に繋がることを期待します。